せどり実践記&結果 ~2月~
2017/03/20
前回に続いて、せどり実践記の2月です。
いよいよ本格的にスタートしたのがこの月です。
せどり実践記2月
1月はおまけみたいなものでしたが、2月1日から本格的にせどりをスタートさせました。
せどりといえばブックオフ!というイメージが強かったので、まずは近くのブックオフに行ってみることにしました。
前回書いた本屋のCD、DVDワゴンセールでたくさん仕入れができたので、まずはCD、DVDコーナーの均一コーナーから見ていくことにしました。
最初は気になるものを手に取りサーチしていたのですが、だんだんどうせやるなら全部見てやろうという気になり、端から順番に全頭サーチしていきました。
CDの500円均一コーナー、280円均一コーナー、DVDの500円均一コーナーなどを全部サーチしていきました。
朝から晩までっていうわけではないですが、昼過ぎや、夕方前くらいから行って、閉店近くまでずっとサーチするっていうのを4,5日続けました。
均一コーナーを全部見終わった後は、値段がバラバラのコーナーも見ていったんですが、ここは4棚くらいサーチしても全く利益が取れる商品が出てこなかったので切り上げました。
本のコーナーもちょっと見ていったんですが、単価が安すぎてかなり薄利だったのでここもやめました。
CD、DVDコーナーでは合計で100枚くらい仕入れることができました。
ある日の仕入れはこんな感じです。
中には500円で仕入れたCDが4980円で売れたということもありました!
ブックオフ以外には、古本市場で少しフィギュアを見てみたり、本屋のワゴンセールにまた行ったりしていました。
ブックオフでの仕入れがキリのいいところまで終わった後は、いよいよ家電量販店や、ホームセンターなどあらゆるお店に行くことにしました。
仕入れ目的で初めて家電量販店に行ったのは2月14日。
夕方から近くのジョーシンに行ってみました。
夕方くらいから行き、4時間くらい店内の商品をサーチ。
最初は商品の相場観もわからないし、値札の見方もわからないので、とにかく気になった商品を端から端まで全部見ていきました。
その結果、4時間サーチして仕入れができたのは見込み利益2000円ほどの商品一つだけ。
やはりそんなに簡単ではないなと痛感しました。
その翌日からはとにかく近くにある店をどんどん回っていくことにしました。
大阪に住んでいるので店舗数は半端なく多いです。
CDとかゲームとかジャンルを絞ってせどりを行う場合は、回る店舗数は限られてきますが、最初からオールジャンルでやるつもりだったので、ほとんどすべてのお店が仕入れ対象でした。
そしたら前日全然見つからなかった利益が出る商品がどんどん見つかり、ここでもビギナーズラックを発揮!
1店舗だけでこんなに仕入れられたこともありました!
こんな感じでどんどん仕入れをしていくと、3日後くらいには部屋がこんな感じに。
さらにAmazonへ送る前はこんな感じになりました。
仕入れるだけで終わりならいいのですが、これを出品しないといけないわけです。
最初なので効率も悪く、2~3日くらいかけてようやく出品できました。
ちなみに、最初は単価の安いCD、DVDを中心に仕入れていたので、家電量販店で単価の高い商品を仕入れるのはかなりビビってました。
ある家電量販で利益の取れそうなカメラを見つけたのですが、2万円とかするんですよね。
それまで500円くらいのCDばっかり仕入れていたので、いきなり2万円は・・・という感じで迷っているうちに店にいた他のせどらーさんに買って行かれたということがありました。
でも、そのおかげで自分の判断基準が間違ってなかったこともわかったので自信になりましたね。
このとき、4万円くらいのレンズを仕入れたのですが、これが後日6万円台で売れて利益が2万円ということがありました。
これがきっかけで単価の高い商品を仕入れることに躊躇はしなくなりましたね。
今では逆に客観的に見て躊躇しろよ!っていうくらいバンバンカード切ってます(笑)
2月はこのあともどんどんいろんなお店を回り、ガンガン仕入れしていきました。
1日中回って全然仕入れられる商品が見つからなかった日もあれば、1日だけでこんなに仕入れられた日もありましたね。
はじめて行くお店ではなにがなんだかわからないので、とにかく基本的には全部サーチしていくということをしていました。
かなりの肉体労働ですが、この時は毎日新鮮で楽しかったのであまりしんどいとも思わずにやっていました。
ある程度、行く店を決めてから車を走らせるのですが、道中で見つけたお店にも寄ったりもしていました。
偶然発見したお店で、Amazonで2500~3000円くらいで売れるボトルが1000円くらいで投げ売りされていたこともあり、棚ごと全部仕入れられたこともありました。
これだけで3万円以上利益が出ましたね。
こんな感じのせどり本格スタートの2月でした。
2月の結果
せどりを始める人のなかには、初月からいきなり月商何百万とかいう人もいるみたいですが、僕の場合最初は単価の安いCDばかりを取り扱っていたのでもちろんそんなふうにはいきませんでした。
2月の結果
月商 約20万円
粗利益 約8万円
利益率 約40%
でした。
一応説明しておくと、月商は売り上げ金額、利益は仕入れ値と手数料だけを加味した売れたものの利益金額、利益率は利益÷月商、です。
ここから経費として送料などがかかるので、2月の純利益は6万5千円くらいですね。
利益率40%という数字はかなり高いほうだと思いますが、これは2月に売れた商品の多くがワゴンセールで仕入れたCD、DVDだったからです。
200~300円で仕入れて数千円で売れるものが多かったので、このワゴンで仕入れた商品は利益率50~70%くらいありました。
派手ではないですが、初月としては堅実なスタートが切れたと思います。
ただし、これはあくまで売れた商品に対してのデータなので、キャッシュフロー(実際のお金の増減)は全く異なります。
2月に仕入れた商品の見込み利益(全部想定の売値で売れた場合の総利益額)は、
見込み利益 +433640円
キャッシュフローは、
キャッシュフロー -691217円
でした。
ギャップが激しいですよね(苦笑)
2月は75万円以上仕入れて、Amazonからの入金が8万円くらいしかなかったので、こんなキャッシュフローになりました。
物販は投資なのでキャッシュフローを常に意識しておかないと、お金が回らなくなり、黒字倒産してしまうということもありえます。
黒字倒産とは、データの上では十分に利益が出ていて、資産として在庫を保有しているにも関わらず、お金が回らなくなりカードの支払いが間に合わなくなる状態です。
Amazonからの入金は2週間に1度しかないので、こういうことも普通にありうるわけです。
僕の場合は割と仕入れ資金が豊富にあったほうなので、キャッシュフローについては今までほとんど意識していませんでしたが、これからせどりを始めて、仕入れ資金があまりない場合はキャッシュフローについては常に意識しておかないと危ないです。
かなりの高回転商品(出品したらすぐに売れる商品)ばかりを扱わない限りは、せどりを始めて最初の数カ月はキャッシュフローはマイナスになることが多いと思うので、やはり仕入れ資金はたくさんあったほうがいいです。
もちろん資金がない場合でもないなりにやるやり方はありますけどね。
ということで、最後はキャッシュフローの話に脱線しましたがせどり本格スタートの2月の結果でした!
前回もそうですが、振り返ってブログを書くと始めた当初のことをいろいろ思い出して感慨深いです。
こんな感じで現在の状況に追いつけるように、月ごとに振り返っていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!