せどりとは
2016/08/01
自己紹介後の一発目の記事として、今私が取り組んでいる”せどり”というビジネスについて紹介したいと思います。
せどりもいわゆるインターネットビジネスの中の一つです。
インターネットビジネスで代表的なものには、せどり、アフィリエイト、情報販売、投資などがあります。
上に挙げたせどり以外の3つのビジネスは、基本的にパソコン1台あればできるビジネスで、まさにネットビジネスといった感じなのですが、せどりは少し違っていてパソコン1台だけでは完結せず、リアルビジネスの要素も含んでいます。
上に挙げたせどり以外のビジネスを超簡単に説明すると、
アフィリエイト=自分のブログやサイト、メルマガに広告を貼ったり、商品を紹介したりして、そこから商品やサービスを購入したり申し込んだりした人がいれば、広告主から報酬が入るというもの。
情報販売=自分が持っている情報や知識などをコンテンツとして販売する。たとえば料理が得意なら、料理のレシピをまとめて販売するなど。
投資=株やFXなど。株価や為替相場の変動を利用して、儲ける。ギャンブル性も。
超簡単に説明するとこんな感じです。
これらに対して、せどりはというと・・・
せどり=安く買って高く売り、その差益で儲ける。
最初の3つに比べてなんか簡単そうじゃないですか?笑
そうなんです。実際にいろいろとあるインターネットビジネスの中で、仕組み自体は”せどり”が一番簡単なんです。
というのも、”安く買って高く売ってその差益で儲ける”というのは商売の基本です。
ネットビジネスとか関係なく、大昔から人間が行ってきたビジネスです。
なのでネットビジネスの中では、せどりがもっとも初心者でも取り組みやすく、また、再現性が高く早く結果が出やすいと言われています。
実際に、私自身知識0からせどりを始めて、この記事を書いている今で3ヵ月くらいですが1か月目から結果は出ています。
大げさではなく、初心者でも副業でも1か月目から数万円くらい稼ぐことは可能です。
安く買って高く売るだけですからね。
では、もう少し詳しく説明していきます。
”せどり”の語源、それにまつわる造語など
”せどり”の語源は諸説あるみたいですが、有名なのは”背取り”でしょうか。
せどりというのは元々古本屋などで安く本を買って高く売るというビジネスでした。
本の”背表紙”を見て、利益がでるものだけ”取る”。
だから”背取り”なんですね。
今では、”せどり”とひらがなで書くのが普通で、本だけでなく、CD、DVD、ゲーム、日用品、家電など安く買って高く売れるものはすべてせどりで扱う商品の対象になっています。
本せどり、ゲームせどり、家電せどりなど、ジャンルをつけて言われたりもします。
数年前までは、せどりといえば本せどりが基本的だったようですが、最近ではなんでも扱うオールジャンルせどりが主流になっています。
また、せどりを生業としている人たちのことを”せどらー”と呼びます。
パチプロ経験のある人はみんなそうだと思うんですが、店に行って人を見ると打っている人の雰囲気や様子で一般客か同業者(パチプロ)かってすぐにわかりますよね?
せどりも同じで、店に行って人を見てると一般客かせどらーかわかります。
これもせどりを始めてから見えてきた世界ですね。
利益が出る商品を仕入れることを”せどる”と言ったりもします。
”おっ!この商品せどれる!”とか、”これはせどれないなぁ”とかいうふうに言ったりします。
せどりの具体的な仕入れ先、販路など
仕入れ先
先に説明したようにせどりというビジネスは、安く買って高く売る、簡単に言えば転売です。
物を売る以上、物を仕入れる必要があります。
主な仕入れ先は、街のお店、ネットショップ、ネットオークション、フリマアプリ、卸業者やメーカーなどです。
街のお店というのは、外に実際にあるお店で誰もが利用しているお店です。
利益が出る商品が置いてある場合はどんなお店も仕入れ先になります。
具体的には、ブックオフ、古本市場、ヤマダ電機、エディオン、イオン、などどこにでもあるようなお店です。
個人のお店なんかももちろん仕入れ先になったりします。
ネットショップは、楽天市場など有名なところからマイナーな小さなところまで無数にあります。
ネットオークションはヤフオクが一番有名で利用者が多いですね。
フリマアプリはメルカリやラクマなどです。
オークションやフリマアプリは商品の本当の価値をわかっていない出品者が適当に値付けして出品していることもよくあるので、思わぬ高利益商品に出会うこともあります。
卸業者やメーカーから直接仕入れるのはちょっと難易度が高いかもしれません。
このように物も物を売っているところも無数にあるので、仕入れ先も無数にあります。
販路
仕入れた商品は仕入れた値段より高くで売らないと利益にならないわけですが、個人のブログやサイト上で販売したり、実際に店を作って販売するわけではありません。
せどりというビジネスでは、仕入れた商品を基本的にAmazonで販売します。
ビジネスを始める上でもっとも難しいことは、”集客”だと言われています。
たとえば、ラーメン屋を始めるとして、どんなにおいしいラーメンを作って、どんなにいいお店を作っても、人が集まらないと商売にならないですよね。
人を集めるには、宣伝、広告などたいへんな労力が必要です。
これが一番難しいです。
しかし、せどりの場合世界最大のネットショッピングサイトであるAmazonが集客をしてくれ、勝手に人が集まっている状態です。
実際のラーメン屋などの場合、近くの人はお店に来てくれても、よっぽどいい評判が広まらない限りは遠方からはなかなか人は来てくれません。
また、実際に来られる人数も限りがあります。
が、Amazonの場合日本全国どこに住んでいる人でも、Amazonを利用する人であればすべてが販売の対象です。
これはすごいです。
日本全国、あるいはビジネスによっては世界の人すべてが取引の対象になるところ、これがネットビジネスの最大の長所ですね。
Amazonというショッピングサイトがせどりというビジネスを可能にし、初心者でも再現性が高い状態にしています。
もちろんAmazon以外のネットショップ、楽天市場やヤフーショッピングで販売することも可能ですが、Amazonの集客率には到底及びません。
せどり=Amazon転売と言っても過言ではないですね。
Amazon以外の、ヤフオクやメルカリなどで売ることもありますが、基本的にはAmazonで売れる物を仕入れて、Amazonで売ります。
せどりの具体的な方法
せどり=Amazon転売と言いましたが、転売ということは物販です。
物販ということは無在庫販売などを除き、在庫を抱えるリスクがあります。
実際のお店なんかでも長く売れ残っている商品があったりしますよね。
せどりをやってみようと思っても、物販である以上仕入れた商品は売れるのか?売れなかったらどうしよう?という不安やリスクが当然あると思います。
また、本当に利益が出るのか?赤字になったらどうしよう?という不安やリスクもあると思います。
しかし、せどりというビジネスの場合リアルのお店などとは違い、在庫を抱えるリスクや赤字になるというリスクは極限までなくすことが可能です。
なぜなら、売れるそして利益が出るとわかっている商品しか仕入れないからです。
商品を仕入れるかどうか判断するときに、その商品についてリサーチするのですが、リサーチした時点でその商品が何カ月以内に売れそうだとか、いくらくらいで売れていくらくらい利益が出るのかということがわかってしまいます。
その具体的な商品のリサーチ方法などはまた別記事で紹介したいと思いますが、これがせどりというビジネスが簡単で再現性が高いと言われ、またリスクもほとんどないと言われるところですね。
売れる、利益が出るとわかっていて仕入れるので、安心して商品を仕入れることができます。
もちろん、時々大幅な出品者の増加で思ったよりなかなか売れなかったり、市場価格の値下がりで赤字になるということもあります。
でも基本的には出品者が増えても最安値にしていれば売れるし、その商品ひとつが仮に赤字になったとしても全体として利益が取れていればいいわけなので、株やFXみたいに投資に失敗して借金を背負うなんていうリスクは全くありません。
簡単でリスクもほとんどなく、かつ再現性も高く結果が出やすい。
インターネットビジネスを始めるなら、最初はせどりが一番いいと思います。
せどりのデメリット
これまでせどりというビジネスのいいところばかりを言ってきましたが、悪いところももちろんあります。
せどりはインターネットビジネスの一つですが、半分はリアルビジネスです。
実際の店舗に行って、商品を仕入れたり、商品を検品したり、梱包して発送したりする必要があります。
思いダンボールを運んだり、肉体労働的な部分もあります。
人によってはせどりはインターネットビジネスではないという人もいます。
このようにアフィリエイトや情報販売などとは違い、不労収入ではなく労働収入であるということがせどりのデメリットのひとつですね。
アフィリエイトや情報販売なら、最初は時間もかかるし苦労もするけれど、一度いいブログやサイトやコンテンツを作ってしまえば、あとはそこから広告収入を得たり、コンテンツを販売したりするだけなので何もしなくても収入が入ってきます。
マンションのオーナーなどと同じで、まさに不労収入です。
しかし、せどりの場合は仕入れることをやめてしまえばそこで収入もストップします。
稼ぎ続けるためには行動し続けなければならないところがせどりのデメリットです。
実際の店には行かずに、ネットオークションやネットショップから仕入れて、ネット(Amazon)で売るというネットだけで完結する”電脳せどり”という方法もありますが、ネットだけで完結すると言っても、オークションやネットショップで仕入れた商品は自宅に送られてきますし、商品を梱包してAmazonに発送する必要もあるので、やはり最低限の作業は必要です。
このような作業が嫌いな人にはせどりは向いていないかもしれません。
もう一つのデメリットとして、商品を仕入れる以上やはりある程度の資金が必要ということです。
アフィリエイトの場合、ブログやサイトを作るといっても最低限サーバー代やドメイン代はかかりますが、それ以外はほとんど資金は必要ありませんし、在庫を抱えるというリスクは全くありません。
せどりの場合は、先に説明したように在庫を抱えるリスクというのは最小限にできるのですが、やはり商品を仕入れるための資金は必要です。
資金がない場合は、身の回りの不用品を売ったり、家族や友人からいらないものをもらって売ったり、廃品回収業者から売れるものををタダでもらって売ったりなどいろいろと方法はありますが、やはり物販ビジネスは資金力があるほうが圧倒的に有利です。
目の前に5万円で買って10万円で売れるとわかっている商品があっても、5万円ないと仕入れられませんからね。
逆に資金力があれば、そういう商品を10個でも100個でも仕入れることが可能です。
といっても副業レベルで始めるのであれば、5万~10万くらいの資金があれば十分にせどりを始めることは可能なので、そんなに大きなデメリットでもないかもしれませんね。
スタート資金が少なくても、回転率が良くすぐに売れる商品を薄利多売でどんどん回して、利益はまた仕入れ費用に回すというように複利でどんどん回転させていけば資金は増えていきます。
また、Amazonからの入金は2週間に一度行われるので、クレジットカードを使って仕入れをするのもありです。
カードの支払いより先にAmazonからの入金が入るように計算して、すぐに売れる商品だけを仕入れればいいわけですね。
その他のデメリットとしては、部屋が物だらけになるということですかね。
しかし、これも仕入れた商品をすべて自分で購入者に送る、自己配送の場合は部屋に物がたまっていきますが、仕入れた商品をすべてAmazonに送って、売れたらAmazonから発送してもらうというサービスを利用するとほとんど気になりません。
FBA(フルフィルメント by Amazon)というサービスで、これを利用するのが普通になっています。
もちろん、Amazonに商品を送るまでは一時的に部屋が物だらけになったりはしますけどね。
せどりのデメリットはこんな感じです。
まとめ
この記事ではいろいろとせどりについて書いてきましたが、簡単にまとめると、
せどりとは、Amazonを利用した国内転売であり、初心者でももっとも再現性が高く、結果が出やすいネットビジネスです。
私は2016年1月からせどりを始めて、現在(2016年4月)はせどりを収益の柱として生活しています。
副業レベルでも気軽に始められるビジネスなので、興味があれば是非チャレンジしてみてください。
今後は普段の仕入れの様子なども日記のように更新していきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。