古着転売始めました!(古着せどり、アパレルせどり、アパレル転売)
タイトル通りなんですが、最近古着転売始めてみました!
ここ1ヵ月ほど取り組んでみての成果や思ったことをまとめたいと思います。
古着転売とは?
古着せどり、アパレルせどり、アパレル転売、呼び方はいろいろありますが一番一般的なのが古着転売っていう呼称ですね。
僕は”転売”っていう言葉はあまり好きではないんですが、古着転売はもう完全に一つのジャンルとして確立されてると思うので今回はそう呼ぶことにします。
いわゆる中古の洋服を仕入れて主にメルカリで販売するのが古着転売です。
広い意味では服飾小物(バッグや財布、ネクタイなど)や靴、スニーカー(革靴、スニーカー)なんかも古着転売に入るみたいです。
取り組んでて気づいたんですが、古着転売の”古着”って2つの意味がありますね。
一つは単なる中古の服っていう意味での古着。
最新の洋服でも誰かが着たらそれはもう古着になります。
もう一つは、ビンテージという意味合いでの古着。
昔流行った80~90年代頃の洋服を指す場合が多いみたいです。
古着転売ではこのどちらも扱うので、分けても特に意味はないんですけどね(笑)
新品せどり、中古せどり、あるいは家電せどりとかホビーせどりとかDVDせどりとか、新品か中古かもしくはジャンルによってせどりも分けられたりしますが、基本的に販路はAmazonなので限りなく全部同じですよね。
だけど古着転売の場合は完全に畑違いの感じがします。
販路はAmazonではなくほぼメルカリでヤフオクと他のフリマアプリが少し絡むくらい。
中国輸入とか欧米輸出とかイーベイ販売って聞くと同じ物販ビジネスといえども、国内のAmazonせどりとは全く違う分野、全くの畑違いに感じるんですが、古着転売もそれと同じくらい全くせどりとは違うと感じます。
古着転売を始めたきっかけ
僕はもう約4年間国内Amazonやヤフオクでの新品、中古せどりを行っているんですが、なぜ今更古着転売を始めようと思ったのかについてお話しします。
僕のせどりのスタイルとしてここ2~3年はもうほとんど変わってなくて、基本的に仲のいいお店(業者)から商品を横流ししてもらっています。
店に行けば商品が用意されていて、それをその場でモノレートやオークファンで相場を調べ、あとはお互いが折り合いのつく価格を交渉するだけです。
最低でも数万の利益が確定した上で仕入れに出かけるので、はっきり言って仕入れのスタイルとしてはかなり楽です。
(その代わり、先方の都合の良いタイミングで呼ばれたり不便なところも多々あります)
そんな仕入れスタイルを中心に、時々プラスアルファで新品量販店に特化して廃盤商品を探したりとか、中古DVDせどりに特化してみたりとか組み合わせてやってきました。
でも基本的には業者からの仕入れのみで十分に利益が出せる状態が続いていたので、他は気が向いたときにという感じでした。
その業者からの仕入れする商品のジャンルが多岐に渡っていて、中古品を扱っている業者なので本当になんでも流してくるんですね。
家電、おもちゃ、ゲーム、DVDなどのAmazonせどりの王道商品もあれば、専門的な電動工具、ジャンク品、家具、楽器、ブランド品、ニッチなジャンルの商品などヤフオクでしか販売できないようなものもかなり多いです。
おかげさまで今ではヤフオクの評価も1300を超えて(3年前は評価20くらいのただの趣味の落札用アカウント)、Amazonと2本の収入の柱を立てることができています。
で、その業者から流してもらう商品でたまに洋服もあったんです。
モンクレールのダウンジャケットとか基本的には単価の高い(5~15万くらい)ハイブランドのものが多かったです。
洋服関係は本当にたまにという感じで、流してもらったものはすべてヤフオクで売っていたんですが、去年の11月(2019年11月)にやたらと洋服関係が増えたんですよね。
これまでは単価の高い物が多かったんですが、先方の仕入れの関係で単価数千円から数万程度の単価の低い商品も20~30着くらい流してもらいました。
といっても、ヴィトンのシャツとかエルメスのスーツ、あとは大人の男性向けのゴルフウェアブランドのものが多かったのですべてヤフオクで販売したのですが、それだけ多く洋服を仕入れて出品していると古着転売にもだんだん興味が湧いてきました。
それがきっかけでYouTubeにアップされている古着転売関連の動画を片っ端から全部見ていったんですね。
前述したように今まで自分がやってきたこととは完全に畑違いと思っていたので、先入観なしで興味を持って見てました。
元々多少は洋服も扱っていたこともあり片っ端から見ていると自分でもできそうに思ってきた、というのが古着転売を始めたきっかけです。
古着転売の成果
というわけで12月頃からオフハウス、ブックオフ、セカンドストリートなどを中心にいろんなお店を回ってます。
たまたま知り合いに古着転売専業で稼いでいる人がいたので、その人に一度会って話を聞いたり一緒に店舗に行ってちょっと教えてもらったりしましたが、基本的に仕入れはYouTubeから得た情報と自分のセンスを頼りにやってます(笑)
今のところ55着ほど出品し、さらに昨日今日で15着ほどまた仕入れてきました。
たまに1000円以上とか2000円くらいの服もチャレンジで仕入れてみてるんですが、基本的には1000円以下のもの、中には100円とか数百円のものもあるので仕入れ単価は800~900円くらいだと思います。
70着仕入れてもまだ6万くらいしか仕入れで使ってないのは驚きです(笑)
で、とりあえず55着出品して今のところ売れたのがたったの4着です(笑)
メルカリのアカウントが、せどりを始めた1、2年目に10商品ほど出品しただけであとは時々仕入れで使ってて、ここ最近は全く使っていなかった評価50くらいのアカウントです。
(今はメルカリ仕入れは完全に古物営業法違反と明記されたのでメルカリ仕入れは違法になります)
そんな弱いアカウントなのに結構高値販売しているので4着しか売れていません。
それでも、その売れた商品が500円仕入れの3500円売りとか、1000円仕入れの7200円売りとかになっていて利益率はかなり高いです。
4着売って20000円以上の利益になってます。
古着転売は利益率50%以上が当たり前、多い人では70%くらいあるみたいです。
仕入れ資金も安くて利益率も高いので、小資金でリスクを最小限に抑えてビジネスをやるにはもってこいですね。
その反面、出品がめちゃくちゃ面倒です。
容量が悪いせいもありますが1着出品するのに普通に20~30分かかります。
アイロンがけとかシミ抜きとかしていないのに、普通に出品するだけでも写真や採寸、状態説明の記載、検索に引っ掛かりやすいキーワードを入れて説明文を書いていたりなどでかなり時間がかかります。
利益率が高くても、店舗での仕入れ時間なども考慮すると時給はかなり低くなりそうです。
今はお試しで独学でやっているので本格的に古着転売をやるならこの辺りをクリアしないと収益を伸ばせそうにないです。
ちなみに古着転売で稼いでいる人は出品作業は外注化しているのが当たり前みたいで、作業自体は単純なので外注化しやすい側面もあるみたいです。
先ほど、古着転売を始めたきっかけを書きましたが、今年組織化した場合に古着転売は事業の柱の一つとして行えるかもしれないなと感じたことも始めたきっかけです。
古着の仕入れ方
僕の今現在の古着仕入れの方法ですが、今はまだ知識が薄いので店に行ってひたすら全頭チェックです。
全頭といっても全部片っ端からリサーチするわけではありません。
売れるブランドとかデザインの知識はYouTubeを見てある程度ついたので、0.5秒に1着くらいのペースでさささっと見ていく感じです。
本せどりのビーム全頭検索に近いかもしれません。
古着仕入れは服にビームをあてるわけではないですが(笑)
その中でアディダスの売れそうなデザインとかトミーヒルフィガーの売れそうなデザインが安かったらメルカリの販売実績を見てリサーチします。
たとえば、以下のようにフレッドペリーのパーカーが500円で売っていたとします。
すでに、これが人気ブランドであり、これは安いかなと思えるくらいの知識や相場観はあるのでメルカリの過去の実売データをリサーチします。
するとこんな感じで同じものが4000円以上で売れているのが見つかりました。
なのでこれは4000円以上で販売できて少なくとも3000円以上では売れるだろうという予測の元、500円なら仕入れようとなるわけです。
今回はたまたま同じものの実売データがありましたが、古着転売の場合は全く同じ商品の実売データが見つかるほうが少ないです。
そんな時は似たようなデザインやカラーのものを参考に仕入れ判断します。
ここらへんはAmazonせどりと全く違うところですね。
恐らくこのあたりが、ある程度目利きが必要なため参入障壁が普通のせどりより高い理由かもしれません。
まぁでもド素人の僕でも1ヵ月くらいYouTubeに出てる動画を見まくっていただけである程度仕入れ判断はできるようになったのでそこまで難しくはないと思います。
今のところ、人気ブランドを中心に仕入れてます。
アディダス、ナイキ、プーマ、ラコステ、トミーヒルフィガーなどですね。
それに加え、マイナーブランドでもデザインがよいものも仕入れてみたりしてます。
類似商品のメルカリの実売データも考慮しますが、最終的に仕入れるかどうかはこれは売れそうだなという自分のセンスに頼る部分が大きいです。
あとはディズニーやスヌーピーなどのキャラ物ですね。
このあたりも古くてデザインがいいものだと結構高値で販売できることがメルカリの実売データよりわかります。
今のところ、500~1000円くらいで仕入れたものを3000~5000円くらいで販売していくイメージの仕入れですね。
もっと目利きや知識がつけば高単価で仕入れて高単価で販売することも可能だと思います。
今はビビって低単価の商品ばっかり見てます(笑)
でもセカンドストリートでもブックオフとかでもブランドコーナーよりノーブランドコーナーのほうがお宝商品が落ちてると思いますね。
上のフレッドペリーもノーブランドコーナーから見つけましたし、今日仕入れたものはとあるスマホゲームの展示会での限定販売のスウェットが500円でノーブランドとして売られていたんですが、勘が働きリサーチしてみるとメルカリで10000円以上でも売れた実績のあるお宝品でした!
逆にブランドコーナーは、ノースフェイスとかパタゴニアとかポールスミスとかシュプリームとかステューシーとか店員ならさすがに誰でも高いと知ってるブランドのものが多く、店側の値付けも強気で仕入れ対象としては難しい印象です。
ノーブランドコーナーでも逆にあまり積極的に仕入れすべきでない商品としては、
ビームスやユナイテッドアロウズ、ナノユニバースなどのセレオリ系(セレクトショップオリジナルブランド)の商品だったり、ユニクロやGU、H&M、グローバルワーク、ハレ、チャオパニックなどのファストファッション系ですかね。
このあたりももちろんデザイン性がよければ売れるとは思いますが、どちらかというとメルカリ古着市場においては需要が少ないと思います。
今のトレンドとしては90年代前後のアディダスやナイキのロゴがはっきりしているものやオーバーサイズで着られるものが流行りみたいなので、上記に挙げたブランド系はちょっと系統が違いますね。
とはいえ、マイナーブランドの花柄のシャツがデザインが良く500円だったので試しに仕入れてみたら、3500円で売れたので自分の勘やセンスも大事だと思います!
最後に
自分自身、ファッションやオシャレについてあまり興味がないと思い込んでいました。
もっと若いころに少し頑張った時期もあったので全く興味がないわけではなかったのですが、ここ数年はずっとユニクロのジーンズにユニクロのパーカー、冬はその上にユニクロのダウンジャケットみたいなファッションスタイルです(笑)
でも古着転売をやってみて思ったのが結構自分は服が好きなのかもしれません。
仕入れの時普通に楽しいので!
仕入れで楽しいと思えるなんてせどり1~2年目以来の感覚です(笑)
古着転売なら売れないものは自分で着ることもできますしね!
出品が終わった後は実際に自分で着てみて、一人プチファッションショーみたいなこともやってます(笑)
改めて思ったのですが、楽しみながら稼ぐって最高かつ最強ですね。
何事も辛いことは続かないので。
ってなわけで意外に性に合っているかもしれない古着転売はこれからも継続していこうと思います!
事業の一つとして確立するためにはいろいろとやり方を考える必要がありますが、まずは自分が体験、体感してみないとわかりませんからね。
古着転売の情報発信をしている人たちがよく、
”初心者はとにかくまず100着出品してみること”
と言っているのでまずは100着出品してみます!
今出品できていない15着と、新たに30着仕入れたら100着達成です。
なんだかんだ半分の50着は超えているのでなんとかこの勢いでやっていきます!
まだまだ初心者ですが、今現在の考えや知識や経験を元に書いてみました。
いつもの癖で書き始めると長くなってしまいましたが、とりあえずこのへんにしておきます。
最後までお読みいただきありがとうございました。